Alexa for Business Blueprints
Alexa プライベートスキルとは、Alexa for Business 組織のメンバーのプライベートを妨げることなく Alexa のエクスペリエンスを高める、音声を動力源とする機能です。Alexa for Business Blueprints を使用すると、コードを 1 行も書くことなく、職場に合ったプライベートスキルを作成することができます。数ある使いやすい Skill Blueprints の中から 1 つを選択し、職場でのよくある質問と回答などの情報を追加して、そのスキルをプライベートスキルとして Alexa for Business に公開します。
Alexa Skills Blueprints のウェブサイトでは、さまざまな Skill Blueprints を使用できます。この中には、ビジネス中心のものがいくつかあります。Business Q&A および「本日のニュース」Flash Briefing Blueprints を使用して、企業コミュニケーションを補完することができます。Onboard Guide Blueprint は、場所やハウツーに関する質問に最適化されています。管理者、チームリーダー、または人事スタッフメンバーは、Onboard Guide Blueprint を使用して Alexa を動力源とするリファレンスガイドを作成できます。これにより、新しい従業員は「Alexa、メールセンターの場所を Team Guide に尋ねて」や「…自分の携帯電話で会社のメールアドレスを設定するには?」などと言えるようになります。
簡単な 4 つのステップで使用を開始できます。
1.Alexa Skill Blueprints のウェブサイトにアクセスする
Alexa Skill Blueprints のウェブサイトにアクセスし、任意の Amazon アカウントでログインする。ログインすると、お客様のアカウントで Alexa for Business 組織にプライベートスキルを公開できるようになります。
2.独自のスキルを作る
組織にとって役立つと思われる Skill Blueprint を選択し、空白を埋めて「Make Your Own」スキルにします。ビジネスセクションから始めるのを推奨しています。その他のアイデアをお探しの場合は、このページの Alexa for Business Blueprints のアイデアをご覧ください。
3.プライベートスキルを公開する
スキルをテストしたあと、[Publish] を選択します。ポップアップウィンドウで Alexa for Business (Skill Store は選択しない) を選択し、詳細を記入します。
4.会社にスキルを提出する
スキルが有効になったら (約 20 分後)、[Manage Access] を選択し、Alexa for Business の管理者から取得した ARN の値を入力します。値は次のようになります: arn:aws:iam::123456789012:root (実際の数値は異なります)。
スキルが送信されたら、IT 管理者に、Blueprint スキルの名前とそれを有効にするルーム、あるいはそのスキルを会社のすべての登録ユーザーが利用できるようにするかどうかを知らせます。
Alexa for Business Blueprints のアイデア
Business Q&A
Business Q&A Blueprints を使用すると、オフィス周りのよくある質問に役立つ Alexa のスキルを作成することができます。Business Q&A Blueprint により生成されたスキルは「オープンエンロールメントはいつ?」「IT の営業時間は?」「ソーシャルメディアの担当者は誰?」など、あらゆる質問に答えることができます。 Business Q&A Blueprint および Flash Briefing Blueprint は、コーポレートコミュニケーションの革新的かつ魅力的な部分として使用することができます。
Onboard Guide
新入社員にとって、チームのスピードに追いつくのは難しいことです。Onboard Guide Blueprint を使用すると、ロケーションや使用方法に関する質問に答えたり、重要な連絡先情報を提供したりできます。
Flash Briefing
Flash Briefing スキルにより、最新のニュースを共有したり、組織内のほかのメンバーを最新の状態に維持したりするのがこれまでになく簡単になりました。録音したオーディオフィードの URL を Skill Blueprint に直接追加したり、録音したオーディオファイルをアップロードしたり、ライブオーディオを Alexa Skill Blueprints ポータル内で直接録音したりすることもできます。Flash Briefing Blueprint スキルを Alexa for Business のプライベートスキルとして公開し、それが IT 管理者によって有効にされると、エンドユーザーは「Alexa、最新情報を見せて」と聞くだけでコンテンツを聞くことができます。
How Many Days
How Many Days を使用すると、ユーザーは、製品の発売、オープンエンロールメント、その他の重要な日程などの重要なイベントまでの残り日数を把握することができます。
University
Alexa とオーディオフィードをプライベートに共有したい組織は、新しい University Blueprint を使用して、ライブおよび録音されたオーディオコンテンツを Alexa 対応デバイスでアクセス可能にすることができます。オーディオフィードの URL を Blueprint に追加し、開始メッセージと終了メッセージをスキルに合わせてカスタマイズするだけです。スキルを Alexa for Business のプライベートスキルとして公開することで、組織のメンバーだけがそのコンテンツにアクセスできるようになります。
作成できるスキルの数に制限はありません。Blueprints サイトにアクセスして、今すぐ Alexa for Business プライベートスキルの構築を始めましょう。空白を埋めるだけで使用を開始することができます。AWS では、常に機能の改善点を探しています。ぜひフィードバックをお寄せください。お客様が何を作成されるのか、楽しみにしています。
より多くのものを構築する
Alexa for Business 組織に魅力的な音声体験を提供するためのさらに多くの方法が、開発者のために用意されています。
カスタムのプライベートスキルを構築する
Alexa をビジネスアプリケーションやワークフローと統合したい場合、カスタムの Alexa for Business プライベートスキルを構築できます。Alexa プライベートスキルとは、Alexa for Business 組織のメンバーのプライベートを妨げることなく Alexa のエクスペリエンスを高める、音声を動力源とする機能です。Alexa Skills Kit を使用すると、あらゆるレベルの開発者がカスタムの Alexa スキルを構築できます。Alexa for Business を使用すると、パブリックの Alexa スキルストアに公開することなく、これらのスキルをデバイスやユーザー向けに使用可能にしたり、Alexa for Business アカウントで管理したりできるようになります。スキルの構築の詳細については、Alexa for Business の管理ガイドを参照してください。
Alexa for Business API へのアクセス
Alexa for Business は AWS SDK/CLI に含まれる追加の API を提供しており、これを使用すると、スキルにコンテキストを追加し、タスクの管理や統合を自動化することができます。たとえば、ResolveRoom API は、ユーザーの音声対話を改善するためのデバイスのロケーションを提供します。開発者は、登録ユーザー招待状を自動生成するための Alexa for Business API と SMAPI、およびプラットフォームと対話するための音声フロントエンドとして機能する Alexa for Business プライベートスキルを使用できます。Alexa for Business API の詳細については、API リファレンスガイドを参照してください。
