社歴:約 3 年(インタビュー当時)
大学院を卒業後、地球深部探査船に乗り、海底下の試料の化学分析を行っていました。船上では、化学分析の他に、空調の管理、サーバーの管理、船内の消防設備のメンテナンスに従事していました。また、船内のレイアウト変更の検討、分析機器の選定、プロジェクト毎の予算算出、薬品や物資の調達など幅広く経験しました。
船上で培った経験を用いて転職活動を行っていたところデータセンターを知りました。それと同時に、データセンターの市場規模が世界的に増加していることを知りました。そして、クラウドコンピューティングのパイオニアである AWS で働けることは、自身の大きな成長につながるのではと大きな期待を持ちました。しかし、ファシリティ運用の経験が少ないため、私が働けるか不安を感じていたところ、バックグラウンドが違う人のためのトレーニーの入社枠がありました。通常の枠で入社する人は率先力を期待して雇われますが、トレーニー枠は、半年の研修でデータセンターの基礎、空調の基礎、電気の基礎から学べると説明を受けました。それでも不安はありましたが、この会社で挑戦したいという気持ちが大きく入社を決意しました。
私が所属している DCEO の主な仕事は、データセンター建物内にある電気や空調、発電機、UPS 、サーバーなど、データセンター内にある設備監視や保守管理を行っています。設備機器に不具合が発生した場合は、すぐに気づけるようになっていて、現地調査や状況確認、復旧作業の対応を行います。また、データセンターによっては、建物を構築しながら、サーバー運用を行っているサイトもあります。そこでは、工事業者と作業の確認や日程の調整、完成エリアの確認などの仕事も担います。新しいサイトも続々と出来ているため、データセンターの立ち上げに携わることも可能です。このように仕事が幅広いため、多くの経験と知識を培うことができます。
私の所属する DCEO は、仕事が幅広くあります。苦手な作業を強制する雰囲気はなく、主に興味がある作業や得意な作業、これまでのスキルを活かせる作業で、各自仕事を行っています。また、AWS のカルチャーとして、各々の考え方を尊重しています。そのため、新しい何かを取り入れたい、新しいことに挑戦したいなどがある場合は、やってみよう精神ですぐに取り入れます。そして、うまくいかった場合は、すぐに前のやり方に戻しています。そのような環境であるため、それぞれの考え方を否定する人はおらず、挑戦のしやすさもあって、和気あいあいとしています。私は、挑戦もできて、仕事の裁量が各自に大きく割り振られているこの自由な仕事環境がとても気に入っています。
AWS は、常に挑戦し続けている会社です。そのため、毎日の仕事や状況の変化も大きく、飽きることはないです。そんな中で働いているメンバーは、それぞれ多種多様な経験があり、仕事に対しての熱意が高い方が多いです。そのため、毎日多くの刺激を受けることができます。また、挑戦意欲さえあれば、どんなことも経験できます。大きな会社だからこそ、多くのプロジェクトがあり、様々な経験を積むことが可能です。DCEO に興味がある方は、電気や空調、発電機、UPS などの知識や経験があると、仕事に早く慣れることができると思います。しかし、そんな経験がない場合でも、自分のスキルに自信があり、そして挑戦意欲が高い方、是非、ご応募をお待ちしています!