IPv6 を使用すべき理由
IPv6 の使用は年々増加しており、多くの新しいネットワーク構成でデフォルトになりつつあります。IPv6 のリーダーになることで、最新のネットワーク上でアプリケーションを管理および配信できます。AWS では、エンドツーエンドの IPv6 接続を活用するグローバル環境を設計およびデプロイできます。デュアルスタックおよび IPv6 専用仮想ネットワーク環境でアプリケーションをホストし、IPv6 を介して Amazon VPC 全体およびインターネットとの間の接続を提供できます。当社は 2011 年から AWS で IPv6 をサポートしており、2021 年現在、IPv6 専用サブネットや EC2 インスタンスなどの IPv6 専用機能、IPv6 から IPv4 への変換をサポートする NAT ゲートウェイ、IPv6 をターゲットとする Elastic Load Balancer、Amazon EKS の IPv6 サポートなどを備えています。これらの機能により、既存の IPv4 ワークロードとの下位互換性を維持しながら、IPv6 で高度にスケーラブルなアーキテクチャを構築することにより、ビジネスの成果を実現できます。
利点
ユースケース
-
Netflix
内部ネットワークでの IPv6 の採用により、ネットワークアドレス変換を必要とせずに、Netflix が必要とする完全な IP 到達可能性を数千の VPC 全体で実現することができました。また、Egress 専用インターネットゲートウェイは、プライベートサブネットのセキュリティ体制を維持するのに役立ちました。
-
IMDb
Amazon EC2、API Gateway、AWS Step Functions、Lambda を使用した自社製ソリューションでは、デュアルスタックフロントエンドと変換レイヤーが提供されました。これにより、この拡張中に IPv4 専用プライベートバックエンドを維持することができました。
-
Aroundhome
お客様がすぐに IPv6 を介して当社のサービスにアクセスできように、ロードバランサー (ALB) と Cloudfront ディストリビューションで IPv6 を有効にしました。これは非常にスムーズなプロセスであることがわかりました。何の問題もありません。